こんにちは!ぱちです。4月になり、高校3年生はすこーしづつ進路について考える時期になってくるかと思います。
栄養士を目指している方に向けて今回は栄養士になるには避けては通れない栄養士養成学校についてご紹介します。
ぱちも栄養士コースのある短大を卒業して栄養士として就職しました。
これから栄養士を目指す方の参考になったらうれしいです!
栄養士になるには?
将来は栄養士として働いてみたいけどどんな学校に行ったらいいんだろう??
そもそも栄養士になるには高校卒業後に栄養士養成学校に入学し、過程をすべて履修し卒業しなければなりません。
栄養士の要請施設には夜間部や通信制などはなくすべて昼間部の学校になります🏫
なので栄養士になるには最短で2年~4年かかります。
ぱちは2年制の短大を卒業して栄養士になったよ✌
栄養士を取るには2年で十分!
短大のほかにも専門学校や4年制大学でも栄養士を取得できるところもあります。
栄養士のさらに上を行く管理栄養士を目指す人は4年制大学の管理栄養士養成課程のある大学がおすすめです!(管理栄養士になるには短大卒や栄養士養成課程のみだと実務経験が必要なため)
栄養士養成課程のある学校の選び方🏫
高校生のときのぱちはとりあえず栄養士になるという目標をもって2年制の短大に入学しました。
私立の短大だったので指定校推薦で面接と小論文のみのかなりイージーな入試でした✍
実際に入学した短大はスポーツ系の学科もあったので、栄養士の勉強をしながらスポーツの科目も取れたのでそこに魅力を感じて入学しました。
高校生の時点でゆくゆくはスポーツや運動関連の栄養士の仕事をしたいと思っていたので栄養の勉強、スポーツの勉強ができる短大はかなり都合がよかったです。
point☛学校によって栄養士の基礎科目+食品加工についてや、スポーツ系の科目、農業系の科目一緒に取れるところもあるので、どの分野の栄養士として働きたいのかイメージして学校を選ぶといいです◎
短大にはどんな授業がある?
ここからはぱちが実際に通っていた短大について書きます。
学校によって多少異なると思うので参考程度に見ていただけたら嬉しいです!
栄養士になるための必修科目がおおよそ32科目、62単位ありました。
運動生理学、解剖生理学の身体の仕組み系や、臨床栄養学や公衆栄養学などの基本的な栄養学、調理学実習、食品学実験などの実習。実験系などなど。
これを2年かけて習得していきます✍
時間割を組んでみると1年生の時は必修科目が多くフルコマの日が多かったですが、2年制になると全休の日も週に1日は確実に取れました◎
ぱちは栄養教諭も取得したかったので、プラスで授業を取っていました。なので周りの友達よりも全休が少なかった( ノД`)シクシク…
実際の授業
実際の授業内容は、大きく分けて5パターン。
①座学
②調理実習
③実験
④実戦形式での授業
⑤特別講習
⑥実習
①座学
基本はほとんどこれでした。特に1年生の前期は知らないことだらけなのでまずは知識を入れていくために座学メインでした。
講師や先生がパワポのスライドをつかって説明したり、教科書をもとに授業を進めて行ったり、小テストがあったりと高校の授業の進めかたとほとんど同じ感じです。
教科によっては資格試験を意識して5択の問題を解いて解説しながら進めていくものもありました。
その強化は授業の5択の問題がそのままテストに出るのでテスト対策はかなりしやすかったです◎
②調理実習
毎週2時間通しで必ずありました!
班活動で友達としゃべりながらできるし、作ったものを食べられるしで1週間の中で一番楽しみにしていた教科でした🍳
実習を始める前に、調理台が前方に1台あってそのほかはほかの教室と似たような作りの教室に集められます。そこでその日に調理する料理の調理の進め方を聞き、実際に先生が調理する様子を見てから調理室へ移動しての実習でした。
班員のうち1人でも話を聞いていれば何とかなるのですが、ぱち自身もぱちのクラス全体も居眠り常習犯が多かったため毎度毎度やり方が分からずほかの班に聞きまわったり失敗したりと事件多発でした(笑)
ですが、調理実習のおかげで包丁の技術や調理方法などは少しは理解できました。
↓こんな感じのを作っていました。
1回の実習で1食分主菜副菜汁物をしっかり作っていました🍳
↓ピザを作り実習で人の顔を作りました(笑)
また、通常の調理実習とは別に集団調理の実習もありました。
集団調理では学校の学食の隣にある給食を作る用の実習室(大鍋や業務用の冷蔵庫、大きなシンクなどがある学校給食の調理室のような感じ)のところで行いました。
この実習ではたくさんの食材や大きな調理器具を使うのでかなりテンション上がります!
通常の調理とは少し違った調理方法で行うので新鮮な気持ちで授業が受けられました。
また、この実習が学校を卒業した後の現場で1番役に立つのでこれから集団調理の実習を受ける方は率先して実習でたくさんの器具に触れておいたほうがいいです!
③実験
栄養士になるための必須の科目で実習のみならず、実験もありました。
主に食品学実験(小麦のグルテンを取り出すとか・・・)や衛生学実験(菌を培養して観察など・・・)とか顕微鏡で細胞を見たりなどなどありました。
↓こんな感じのやつとか
↓こんな感じのやつを観察します
基本的に実験はやることは異なりますが、高校の生物や化学と似たような感じです。
毎週実験があり、実験のたびにレポートがあるのでめちゃくちゃ大変でした。
④実戦形式での授業
2年生になると実戦形式での授業が結構増えてきます。
集団指導の練習として対象者の年齢と問題点などを前情報としてもらい自分で指導内容を考えて発表したり、
教職の科目では実際に同じ授業を取っている人の前で授業を行ったりしました。
↓こんな感じで板書しなくてもいいように黒板に貼る教材をたくさん作って模擬授業を行いました。
配布プリントや使う教材などは自分で作成するので、対象者の年齢や問題点に合ったものを作るのがポイントでした。
プリント1枚作るにしても文字の大きさや、フォントやイラストなどこだわって作るのは大変だけどちょっと楽しかったです☺
⑤特別講習
普段の授業にプラスして学期末に特別講習がありました。
取ろうとしている資格で必要な授業を行ったり、就活中だったら企業の説明会だったり、普段の授業ではできないようなことが多かったです。
ぱちの短大では、学期末に3日連続でCPRと包帯やテーピングの巻き方や、応急処置の仕方を学ぶものだったり、日本食、洋食、中華のテーブルマナーの講習なんかもありました。
テーブルマナーではホテルや中華街のお店に行って実際に食べながら学びました。
↓洋食のテーブルマナー ナイフフォークが多すぎてびっくり!
↓中華料理では初の回るテーブルでご飯を食べました🍴
特別講習という名前だけあって、普段の授業ではできないことをする授業でした。
⑥実習
栄養士になるために必ず必要になってくるのが、校外実習です。
実際の現場に出向いて働きます。病院や幼稚園、高齢者施設、自衛隊駐屯地など選べるので自分が行ってみたいところ、将来働きたいところを選んで実習に行きます。
実際の職場の雰囲気や厨房の中のルールなどに触れることができるので卒業後のリアルな職場の雰囲気に触れることができます。
また、実習の後には後輩学生に向けて実習の報告会もあり実習で学んだことや実習の内容、事前に何をやっておいたらいいかなどを発表して実習の科目は終了になります。
テストについて
テストは年に2回前期末(7月中旬~8月頭)、後期末(1月中旬~2月頭)に行われました。
それぞれの科目で行われます。実験などテストのないものもありますが基本はそれぞれあります。
暗記科目が多いのでテスト勉強はひたすら暗記暗記暗記です。
また、科目によっては持ち込のものもあるので事前準備で成績が左右されます。
テストがある科目ではテストで頑張れば成績を上げることもできますが、テストがない科目では授業態度、出席日数、提出物などで成績が出されてしまうので要注意です⚠
まとめ
・栄養士になるにはまず、栄養士養成学校を卒業しなければならない
・栄養士養成学校にはいくつか種類があり、学校によって特色があるので自分がなりたい栄養士の分野の科目も履修できる学校を選ぶといい!
・栄養士必修科目は多く、様々な形態の授業がある
・テストは持ち込み可のものもあるが、暗記科目が多いので持ち込みできるのは少数
・テストのない科目は日ごろの行いが点数になるので要注意
栄養士になるためにどんな学校に行くか選択肢はたくさんあります。
また、学校での授業も座学から、実習までいろいろな形態があり充実しています!
学校選びに迷ったらオープンキャンパスや説明会にたくさん行ってみるといいと思います◎
自分自身、短大を決める時にオープンキャンパスで雰囲気を見て決めました。
実際に入学してギャップは少なく、友達と楽しく学生生活を送ることができました。
授業に遅刻したり、寝坊で休んだり、調理実習で別の料理を作って怒られたり、テスト期間に友達をファミレスでオールしたりと学生生活は楽しいこと、面白いことばかりでした(笑)
これを読んでいるあなたも楽しい学生生活が送れますように!🌸
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